2024年9月、かやぶきの郷 薬師温泉 旅籠は2年計画のもと、一時休館。
「かやぶきの郷」という名にふさわしい姿を守り続けるための準備を進めてまいりました。
商標登録してまで継承したかった「かやぶきの郷」という文化。
それは単なる名前ではなく、“古き良き日本文化を未来へつなぐ”という想いの象徴です。
この一年半あまりの間、旅籠は眠っていたのではありません。
職人の減少という現実と向き合い、かやぶき屋根の永久保存のため、
新しい保存の工法を施しました。
館内では、ひとつひとつの調度品に磨きをかけ、
空間に新たな息吹を吹き込む日々を重ねてきました。
2年計画で歩んだ“修復と進化”の道。
その先に迎える2026年春。再び、皆さまをお迎えいたします。
伝統を守り、未来へ進む「かやぶきの郷 薬師温泉 旅籠」再始動に、どうぞご期待ください。