ウェディングレポート

2011年11月3日ご婚礼 若井様ウェディングレポート

2011年11月3日 秋晴れの美しい日。

新郎 聖司さん
新婦 裕美さん

写真が大好きというお二人の結婚式がありました。

晴れの日を、素敵な写真とアルバムで残したい!
そのためには、このロケーションだ!

ということで、旅籠に一目惚れしてしまったそうです。

「奇跡の1枚が撮れるまで、頑張ります!!」
と、当日も気合十分でした。

お支度を整え、ロケーション撮影のため外へ出ると、早速ゲストの皆様に遭遇。

たくさんの温かい祝福のお声掛けに、お二人も笑顔で応えます。

すでに紅葉が始まっていた旅籠。

山の木々は、赤や黄色に染まった葉と、まだ緑を残した葉が交じり合い、モザイク模様のような美しさが広がっていました。

こんな自然を背景にしたお写真も、お二人のご希望通り。

挙式が始まる前から、かなりテンションが上がっております↑↑↑

ご親族がお揃いになり、まずは親族紹介です。
そして親族写真を撮りました。

やはり、ご両親様も紋服・留袖の和装で揃っていると、引き締まって格好良いですね。

新郎新婦の凛々しさもより引き立ちます。

ゲストの皆様も全員参加でのお餅つき。

「よいしょー!」の掛け声とともに、「パシャパシャッ」とシャッター音が響きます。
気が付けば、ゲストカメラマンがたくさん。

旅籠ウェディングならではの、お餅のファーストバイトも、皆様にしっかり撮って頂きました。

挙式は神前式を選ばれました。

観光シーズンで賑わう旅籠ですが、この時ばかりは厳粛な雰囲気に包まれます。

色付く山々と、たくさんの人々に見守られる中、しっかりと永久の愛を誓って頂きました。

挙式の後は、旅籠ウェディング名物の「折鶴シャワー」です。

お祝いの気持ちを乗せた折鶴が、高く舞い上がりお二人へ降り注ぎます。

静寂に包まれた神前式から、一気に歓喜に包まれるこの時間は、とても感動的。

聖司さんと裕美さんの表情も、自然な笑顔が溢れています。

いよいよ披露宴がスタート。

始めは、食事と会話だけで十分。
披露宴なんて何をしたらよいのか・・・・・。
と、披露宴のご準備にはあまり乗り気でなかったお二人。

しかし、何にもやらないと、写真も撮ってもらえないね。。。
ということで、色々やりました。

まずは、ウェディングケーキ入刀!
そうそう、これを撮りたいんだよ~と、ゲストカメラマンも各方面からパシャパシャッ。

ちなみに、この日のゲスト30名様に対し、ケーキは50名様用をご注文!
「旅籠のみなさんも食べてね!」
と温かいお心遣いに、スタッフ一同大喜び!
とても美味しく頂きました。

それから、司会用マイクにはお花を飾ってくださったり、私達スタッフも一緒に楽しめるようにと、色々お気遣い頂きました。
本当にありがとうございます。

日付と旅籠の名前が入っている、
この白くて丸くて大きいもの。。。

いったい何でしょう???

答えは高崎ダルマさん。
後程登場致します。

披露宴はいったん中座をしまして、お二人はお色直しです。

聖司さんは、黒からグリーンの紋服へ。
裕美さんは、白無垢からピンクの色打掛へお色直ししました。

ピンクなんて人生で着ると思わなかった!
という裕美さん。
普段は避ける色もしっくり似合ってしまうのが、和装の面白い所。ピンクといっても、様々な色柄が豪華に入った色打掛は甘すぎず、とってもお似合いです。

また、濃い紫のブーケとヘッドドレスを合せて、大人っぽい着こなしになりました。

聖司さんのグリーンの衣装とも、抜群のバランスですね。

日暮れ直後の濃紺の空の下、薬師長屋門前にかがり灯を焚いての撮影です。

お二人が、雑誌の写真を見て、
これだ!!
と、旅籠に決めるきっかけになった写真の1つ。

これだけは絶対に撮りたい!
という一番のご希望が叶いました。

炎に照らされ、輝きを増すお二人。
これは、奇跡の1枚出ちゃったのではないですか?!

ゲストが待つ披露宴会場。
後半始めは、「ダルマの目入れ式」です。

披露宴に何をしたらよいか分からなかったお二人ですが、せっかく群馬だからと高崎ダルマをご注文。

さらにせっかくだからと、特大ダルマにしました。
ご自宅の玄関の棚にピッタリ入る大きさです。

まずは左目に、ご両家のお父様お母様、4人力を合せて目を入れて頂きました。
とても丁寧に丁寧に塗って頂きました。

続いて新郎新婦は、結婚が叶ったということで、右目に入れます。

そして、出来上がったダルマさんは、黒目がちで、なんだか瞳がうるうるして見えます。

みんなで目を入れた大きなダルマさんは、いかにも縁起が良さそうですね。

それにしても大きい!!

披露宴もいよいよお開きの時間。

お二人からご両親へ記念品が贈られます。

お父様へは、お花のコサージュをアレンジした日本酒を。
お母様へは、ご宿泊でも長く美しく楽しんで頂ける花束風のアレンジメントを。

シャイなお二人は、お手紙などは断固として読みませんでしたが、感謝の気持ちや、ご両親を労わる気持ちは、しっかり届いたようでした。

最後は、ゲストの皆様へ、お礼のご挨拶。
聖司さんにビシッと決めて頂き、披露宴はお開きとなりました。

ほとんどのゲストはご宿泊でのんびりと、数名の日帰りのお客様を新郎新婦自らお見送りして。

はい。長い1日お疲れ様でした!!
と思ったら。。。

「あそこで写真撮ってないから、行きたい!」
と、まだまだ元気!!

まだまだ撮り足りないお二人が向ったのは、湯屋街道。

そこには素敵なバーカウンターが・・・

「あら素敵なバーテンさんね。
美味しいカクテルをお願いします。」

「かしこまりました。」

「お待たせしました。
お客様をイメージして作りましたオリジナルカクテル。
『初恋』です。」

「え?初恋?」

「君の瞳にカンパイ☆」

と、こんな台詞は聞こえませんが、ドラマ風(?)の写真も楽しみました。

とにかく写真にこだわって準備をしてきたお二人。
大満足のご様子です。

もちろんゲストへの気遣いも徹底していたお二人。
その結果、実は旅籠での結婚式に当初は反対していたお父様から、「今日の結婚式は99.9点!」と異例の高評価を頂いたそうです。

そして、スタッフへの心配りもたくさん下さったお二人。
後日、旅籠スタッフへの感謝状まで届けてくださり、一同大感激してしまいました。本当にありがとうございます。

聖司さん裕美さんのお郷帰りを、スタッフ一同心よりお待ち申し上げております。
末永くお幸せに☆

【お二人からのメッセージ】
和装が映える最高のロケーションと、こだわりのアンティーク着物!旅籠を知り尽くしたカメラマンさん、メイクさん、お花屋さん!囲炉裏の食事はとても美味しく、食べきれない程のボリューム!ゲストと共に翌日も余韻を味わえる幸せなひととき。都心からは遠いけど旅行気分でとても楽しかったです。
最後に私達から見えないところでの旅籠スタッフの気配りを多くの来賓者から聞けたのが最高に嬉しかったです。

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